研究課題
若手研究(B)
現在、末期腎不全により、透析療法に至っている患者数は、全国で2012年にはついに30万人を越え、今後、糖尿病性腎症の増加、高齢化も加わり、さらに透析療法導入患者の増加が予想される。慢性腎臓病での末期腎不全の増加に加え、急性腎不全の発症頻度は年々高まっており、全入院患者の5-10%, ICU入院患者の20%で発症するといわれている。この現況で急性腎不全の病態解明は重要な意味をもつ。研究代表者らは腎尿細管の分化に重要な意義を持つDelta-1,Notch-Hes systemについて検討を加え、このシステムが腎胎生期に発現することと、急性腎不全の回復期に近位尿細管で再発現することを学会誌あるいはアメリカ腎臓学会などで発表した。
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