研究課題
若手研究(B)
デスアシルグレリンは、摂食亢進ホルモンであるグレリンのアシル化修飾の無い分子型であり、げっ歯類への脳室内投与によりグレリン受容体非依存的に摂食を亢進する。しかしながら、受容体が同定されていないため、デスアシルグレリンの生理的役割は未だ確立されていない。そこで、本研究では受容体を発現している培養細胞を検索し、ラット心臓由来細胞H9c2とマウス筋芽細胞C2C12においてデスアシルグレリンはcAMP産生を誘導することを見出した。