研究課題
若手研究(B)
悪性リンパ腫は多様な性質を有しており、治療成績の向上には、均一な治療法ではなく、それぞれの分子基盤に基づいた治療法が必要となる。我々の研究成果から、悪性リンパ腫のうち(1)NF-κBの活性化している一部のリンパ腫に高頻度にTNFAIP3/A20の遺伝子異常を認めた。(2)TNFAIP3の遺伝子異常はNF-κBの異常を引き起こす、がん抑制遺伝子である。(3)TNFAIP3異常を有するリンパ腫は、NF-κBを標的とした治療が有効な可能性が示唆された。
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Cancer Sci. 101
ページ: 573-578
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