研究概要 |
アトピー性皮膚炎において重要な役割を担うCCL22遺伝子について遺伝子多型を抽出し、それらの遺伝子多型について日本人の独立2集団を用いて関連解析を行った。Mantel-Haenszel法により第1集団と第2集団を統合しメタアナリシスを行ったところ、強い関連を認めた(P=.0000089;OR,1.35;95%CI,1.18-1.54)。また、ASTQ法により易罹患性アレルにおいてmRNAの発現量が高いことが認められた。CCL22の遺伝子多型は、CCL22の機能亢進により、アトピー性皮膚炎と関連していると考えられる。
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