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2010 年度 研究成果報告書

NOGマウスを用いた小児白血病幹細胞の同定とその特性・体内動態に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21790983
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関京都大学

研究代表者

藤野 寿典  京都大学, 医学研究科, 助教 (70532604)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
キーワードNOGマウス / 白血病幹細胞
研究概要

NOGマウスを用い、マウス内にヒト白血病細胞を非常に良く生着させ、髄外病変を含めたヒト白血病環境を極めて忠実に再現する系を確立した。この系の詳細な解析により、骨髄に加え肝臓、特に門脈周囲領域が重要なヒト白血病幹細胞ニッチであることを示した。門脈周囲領域に存在する白血病細胞が骨髄に存在する白血病細胞と異なった特性をもっていること、更には胆管上皮細胞と白血病細胞がSDF-1/CXCR4 axisを介して微小環境を構成していることを示した。これらの結果は、白血病髄外病変をターゲットとする新規治療法の開発に有用であると考えられる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Blockageof SDF-1-CXCR4 Axis by AMD 3100 Can Be a Novel Therapy for Acute Lymphoblastic Leukemia by Targeting the Extramedullary Sites of Leukemic Cells.2009

    • 著者名/発表者名
      Itaru Kato, Hisanori Fujino, 他
    • 学会等名
      ASH (American society of hematology) annual meeting
    • 発表場所
      New Orleans
    • 年月日
      2009-12-05

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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