研究課題
若手研究(B)
ヒトES細胞Kh-ES1およびヒトiPS細胞253G4を用いてin vitroで骨格筋細胞を分化誘導することに成功した。これらの細胞はRT-PCRおよび免疫染色の結果から、Myogenin/骨格筋ミオシン陽性の成熟筋線維に分化したと考えられ、一部に自発収縮活動が観察されたことから、機能的にも成熟骨格筋に相当すると考えられた。今後はこれらの成果を発展させ、移植可能な前駆細胞の抽出を目標とする。また既に確立している筋ジストロフィー患者由来iPS細胞を用い、in vitroでの比較実験等を行う予定である。
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FASEB J.