研究課題
若手研究(B)
胎児期より発症するレオパルド症候群に伴う肥大型心筋症発症機構について、心筋細胞分化モデルであるP19CL6細胞を用いて解析を行った。レオパルド症候群型の変異SHP2タンパクを発現させると、コントロールや、ヌーナン症候群型の変異SHP2を発現させたのに比較して、心筋細胞の最終分化が抑制されており、心筋前駆細胞の増殖活性が上昇していた。また、成熟した心筋細胞のサイズも大きくなっていた。この異常には、Akt/GSK3β/β-cateninのシグナル異常が関連していることを明らかにした。
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