研究課題
若手研究(B)
再生不良性貧血の進行に血小板内のVEGFが関与していることを以前証明したが、今回VEGFの転写因子であるHIF-1αが再生不良性貧血の進行に関与しているかを評価した。再生不良性貧血患者の骨髄の有核細胞を用いてHIF-1αのmRNAの発現量を評価したが、急性に進行する患者と慢性に進行する患者では有意差はなかった。VEGFには別の因子が働いている可能性があることを示唆した。今後巨核球を用いた実験系を確立する予定である。