研究課題
若手研究(B)
熱性けいれん患者96人の遺伝子スクリーニングを行い、過分極活性化環状ヌクレオチド依存性チャネル(HCN) 2の変異(S126L)を発見した。熱性けいれんの病態に近づけるため灌流温度を室温から38度に上昇させると、変異型のV_1/2が野生型と比べ有意に大きく脱分極側に移動し、開口速度が短縮した。サイクリックAMP(cAMP)に対する反応性は野生型と変異型で有意差は認められなかった。以上のことからこの変異は発熱によって神経の興奮性を変化させることが示唆された。
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http://www.med.fukuoka-u.ac.jp/epilepsy/