研究課題
若手研究(B)
母体の強い免疫活性化が胎児脳神経発達にどの様な悪影響を与えるのか詳しく解っていない。我々は妊娠ラットに薬剤投与することで母体の過剰な免疫活性化を人工的に誘導し、生後仔ラットの海馬機能を調べた。その結果、生後、海馬CA1領域において神経細胞の脱落が無いにも関わらずシナプス機能の低下が起こることが明かになった。この研究から、妊娠中の母体の強い免疫活性化は胎児脳神経発達に障害を与える可能性が示唆される。
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Brain Research. 1363
ページ: 170-179