研究課題
若手研究(B)
創傷治癒におけるカリクレイン8(KLK8)の機能解析は、臨床的応用も視野に入れた研究である。野生型マウスとKlk8ノックアウトマウスに、全層皮膚欠損創を作成して両者を比較した。その結果、Klk8は、創傷早期にKLK6を誘導することで表皮角化細胞の増殖を促進し、創傷後期にはPAR2の誘導に影響して、角化細胞の分化誘導に関与することを明らかにした。Klk8はケラチノサイトの増殖と分化の調整を行っている可能性があると考えた。
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J Invest Dermatol.
巻: 132(6) ページ: 1717-1724
doi:10.1038/jid.2012.18