研究課題
若手研究(B)
うつ病患者を対象に、電気けいれん療法(ECT)施行開始前から治療終了後を通して、血清中脳由来神経栄養因子(BDNF)量とハミルトンうつ病評価尺度を用いたうつ症状の重症度を測定した。ECTによってBDNF量の増加が先行し、その後うつ症状の減少がみられた。これらの変化は治療終了後も維持された。よって、ECTによる経時的な血清中神経栄養因子の動態とうつ症状の重症度との関連性が示された。
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