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2009 年度 実績報告書

エストロゲンレセプター発現PETを用いた婦人科腫瘍のホルモン療法予後予測

研究課題

研究課題/領域番号 21791177
研究機関福井大学

研究代表者

澤村 陽子  福井大学, 医学部附属病院, 助教 (40436845)

キーワードFES-PET / FDG-PET / GnRHagonist
研究概要

[研究の目的]
子宮筋腫がエストロゲン依存性腫瘍であることを利用して、エストロゲンレセプターを画像化したFES-PET検査を用いてGnRHagonist療法の効果を予測することが可能かどうかを検討した。
[研究実施計画]
MRIで典型的子宮筋腫と診断された症例10例に、FES-PET、FDG-PET検査を行い、その後GnRHagonist療法を行った。全例で月経の停止、貧血の改善は認められ、子宮筋腫の縮小の度合いを効果判定とした。
FES-PET検査とFDG-PET検査でのデータは筋腫内での平均SUV値を使用し、もとの筋腫の体積を100%とした場合の治療後の体積を求めた。
10例中、7例に縮小を認め、それらのFES-SUV値は高い傾向にあった。また50%以上縮小したものを著効群とするとそれ以外に比べて、かなり高いFES-SUV値を示した。
同時に施行したFDG-PET検査のSUV値は一定の傾向は認めなかった。
MRI検査では、GnRHagonist療法は効果が期待できる群に入る症例の中でも、MRI検査に加え、FES-PET検査を行うことで著効群と無効群が予測できるかもしれないことが示唆された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] PET検査を用いたGnRHa療法の治療効果予測は可能か2009

    • 著者名/発表者名
      澤村陽子
    • 学会等名
      日本産科婦人科学会北日本連合地方部会学術講演会
    • 発表場所
      札幌市
    • 年月日
      2009-08-30

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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