研究課題
若手研究(B)
腫瘍内のHIF-1活性を可視化する手法を利用して、"HIF-1活性に影響を及ぼす薬剤(血管新生阻害剤や低酸素標的薬)と放射線"との併用プロトコールを最適化すことを目指し、以下の成果を得た。1.抗VDGF中和抗体Bevacizumabを担がんマウスに投与した1日後、腫瘍血管正常化に伴って低酸素分画が劇的に減少することを確認した。逆にBevacizumab投与3日後には、腫瘍内低酸素分画の増加に伴ってHIF-1活性が亢進することを見出した。前者のタイミングで放射線治療を施すことで、放射線治療効果を劇的に増強させ得ることを見出した。2.放射線照射後に亢進するHIF-1活性をHIF-1阻害剤で抑制することにより、最も高い併用効果が得られることを見出した。
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