インクレチンホルモンの膵発生および膵癌進展における基盤的研究

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21791283
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 消化器外科学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 小泉 将之 京都大学, 医学研究科, 助教 (90512351)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• キーワード: 膵発生 / 膵癌 / インクレチン / GIP / GLP-1

研究概要

消化管粘膜上皮内分泌細胞から分泌され、膵β細胞でのインスリン分泌を刺激し血糖降下作用をもたらすインクレチンホルモンをマウス胎児膵三次元培養系を用いてその胎生期における膵内での分布を検討した。今後膵癌におけるインクレチンホルモンの役割を検討する予定である。

研究成果

• [雑誌論文] Continuous cell supply from a Sox9-expressing progenitor zone in adult liver, exocrine pancreas and intestine. (2011)
  • 著者名/発表者名: Furuyama K, Kawaguchi Y, Akiyama H, Horiguchi M, Kodama S, Kuhara T, Hosokawa S, Elbahrawy A, Soeda T, Koizumi M, Masui T, Kawaguchi M, Takaori K, Doi R, Nishi E, Kakinoki R, Deng JM, Behringer RR, Nakamura T, Uemoto S.
  • 雑誌名: Nat Genet. 43(1) ページ: 34-41
• [学会発表] 膵発生におけるGIP(Glucosedependent insulinotropic peptide)の発現とその機能
  • 学会等名: 膵(基礎研究),ハイブリッドポスター,第109回日本外科学会定期学術集会HP-148-6