研究課題
若手研究(B)
本研究は今までに注目されていなかった胆嚢癌の浸潤形式に着眼し、浸潤に伴う脱分化や腫瘍の簇出といった形態変化と臨床病理学因子を解析した。その結果、脱分化や簇出は、深達度がT2(漿膜下層まで)の胆嚢癌においてのみ、その悪性度を反映することがあきらかとなった。また、胆嚢癌切除例の約1/ 4に肉眼的な胆嚢腺筋症の合併がみられ、そのような症例は全例が進行癌で発見されており、予後不良であった点を併せて報告する。
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巻: 459(4) ページ: 459(4)
巻: 459(6) ページ: 573-80