CXCR4 promoterを組み込んだpShuttle CXCR4と△E3ADPLucとのhomorogous recombinationを行うも、recombinationしないため、共同研究のUniversity of Alabama at BirminghamのDavid T. Curielに連絡し、sequenceを確認するも、PCの故障によりdataが無くなってしまっていたため、新たにfull sequenceを行った。その結果、squence上ではrecombinationすることが確認された。また、当院に既存していたエレクトロポレーター等は古く、確実にrecombinationを行うために、新規購入して現在、新たにrecombinationを条件の設定を変更して行っているところである。 また、夏までにrecombinationができない場合は、共同研究のU of Mに行き、recombination等を行って制限増殖型アデノウィルスを作製する予定とした。 一方でマウスを用いた皮下腫瘍モデルと、抗癌剤の治療効果の条件設定を同時に行い、既存の抗がん剤との比較ができるようなモデルは作成できている。 一方で消化器癌と転移巣のCRCR4とCXCL12発現の定量化は、他施設からのIRBは通り難く、H23年度に倫理委員会に通す予定である。また、臨床検体を用いた組織培養系モデルは倫理的な問題もあり、in vitro、in vivoの結果を優先すべきと考えている。
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