研究課題
若手研究(B)
胃癌細胞株及び臨床検体をもとに作製された誘導型癌幹細胞は、形態的特性や増殖能に加えて遺伝子発現パターンにおいてiPS細胞と類似性が示唆された。ALP活性、SSEA-3/4発現強度について酵素反応および免疫染色法による解析により評価を行った結果、各iCaPS細胞クローンにおいて高い幹細胞活性が示された。抗癌剤(5FU、CDDP及びPTX)感受性試験では、野生株と比べiCaPS細胞クローンにおいて薬剤抵抗性が示唆された。