研究課題
若手研究(B)
悪性グリオーマにわずかに存在する腫瘍幹細胞が新たな治療ターゲットとして注目されている。一方、悪性グリオーマの高い浸潤能が治療抵抗性の最大要因であるものの、腫瘍幹細胞との関係は明らかでない。そこで、ヒト悪性グリオーマ細胞から腫瘍幹細胞の分離を行い、浸潤能を検討した。グリオーマ幹細胞は親株細胞に比べてin vitro、in vivoおいて強い浸潤能を示し、その強い浸潤能にはマトリックスメタロプロテアーゼ13が関与していることを明らかにした。
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