研究課題
若手研究(B)
最近、TROYのリガンドとして報告されたLTαの発現が、TROYと同様に脳室下帯(subventricular zone;SVZ)のGFAP陽性の神経幹細胞やアストロサイト系譜の細胞に認められた。U251グリオーマ細胞において、TROYの発現がCD133陽性グリオーマ幹細胞にも認められた。CD133陽性/TROY陽性グリオーマ幹細胞とSVZのTROY陽性/GFAP陽性神経幹細胞におけるTROYのシグナルの役割の解明は、そのシグナリング制御によるグリオーマ治療法の開発に寄与すると考えられる。