2010 年度研究成果報告書

多剤耐性ユーイング肉腫細胞に対するヒストン脱アセチル化酵素阻害剤の効果

研究課題

研究課題/領域番号	21791409
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	整形外科学
研究機関	北里大学
研究代表者	岡田貴充北里大学, 医学部, 講師 (70525550)
研究期間 (年度)	2009 – 2010
キーワード	多剤耐性因子 / ピストン脱アセチル化酵素阻害剤 / オートファジー / ユーイング肉腫 / アポトーシス抵抗性
研究概要	ピストン脱アセチル化酵素阻害剤SAHAはapoptosis抵抗性を示す多剤耐性Ewing肉腫細胞株に対してautophagiccelldeathといわれるapoptosisとは異なるprogramedcelldeathを誘導し抗腫瘍効果を発揮していることが判明した。また、SAHAは多剤耐性Ewing肉腫のマウスモデルにおいても、副作用なく抗腫瘍効果を発揮できることも判明した。