研究課題
若手研究(B)
5-HT/NA再取り込み阻害薬(serotonin noradorenalin reuptakeinhibitor : SNRI)ミルナシプラン、選択的5-HT再取り込み阻害薬(selective serotoninnoradorenalin reuptake inhibitor : SSRI)パロキセチン、選択的NA再取り込み阻害薬(selective noradorenalin reuptake inhibitor : NRI)マプロチリンを静脈内投与し、脊髄後角でのNA/5-HTの変化と痛覚過敏抑制作用との関係を検討した。全ての薬剤が、ラット神経障害性疼痛モデル(spinal nerve ligation : SNL)の痛覚過敏を抑制し、脊髄後角でのNA/5-HT(特にNA)の上昇が、痛覚過敏抑制作用に強く関与していることが示された。神経損傷後の2週間では下行性抑制系は活性化しており、抗うつ薬は脊髄後角での再取り込み抑制によってさらにNA/5-HTを増加させ、神経障害性疼痛を抑制することが示唆された。
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