研究課題
若手研究(B)
NGFなどの腫瘍分泌性生理活性物質などによる電位依存性ナトリウムチャネルNaV1.3の発現増加が癌性疼痛や痛覚過敏の発生メカニズムの一因とする説がある。ラット脊髄神経節細胞を用いて腫瘍分泌性生理活性物質による電位依存性ナトリウムチャネル発現への影響を検証した。結果:NGFおよびTNF-αは、NaV1.3の発現を増加した。結論:腫瘍分泌物によるNaV1.3の発現増加が腫瘍性疼痛の機序の一因である可能性が示唆された。
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J Anesth 25(2)
ページ: 229-239