研究課題
若手研究(B)
揮発性麻酔薬の作用機序に関して、グルタミン酸作動性ニューロンはその標的の候補として考えられている。アストロサイトはシナプス間隙でグルタミン酸の放出を調節することが知られている。アストロサイトのグルタミン酸放出の機序としてカルシウムオシレーションが知られている。本研究ではカルシウムオシレーションとグルタミン酸濃度の関連性を揮発性麻酔薬の有無の条件で測定することを目的とした。結果としてグルタミン酸濃度の測定値にばらつきが多く、明らかな傾向は認められなかった。