研究課題
若手研究(B)
心臓を構成する筋肉である心筋は、絶えず収縮と弛緩を繰り返している。その筋肉に血液を供給する微細な血管に対する揮発性吸入麻酔薬の作用を検討するため、ラットの心筋をスライスし、薬剤の影響下で内部の血管径がどのように変化するのか観察した。心筋内の微小血管は血管収縮薬に対する収縮反応を示したが、血管拡張薬による安定した拡張反応が認められず、研究方法が不適切である可能性が示唆された。