研究概要 |
腎細胞癌患者の原発巣切除検体および転移性腎細胞癌患者の転移層切除検体より、癌部および正常組織を採取し、4-μmパラフィン標本を作製。 二重免疫染色 血管内皮細胞のマーカーであるmouse anti-human CD34 antibodyおよび血管周皮細胞のマーカーであるrabbit anti-human SMA antibodyを用いて、作成したパラフィン標本を2重免疫染色した。 Sample analysis and image capture 染色された標本は腫瘍の辺縁部と中心部に分けて評価。顕微鏡観察下(200×)でもっとも血管数が多い部位を5箇所Pick upしてNuance multispectral imaging system(Cambridge Research & Instrumentation,Inc)を用いてデジタル画像化した。 Data analysis 独自で開発した解析ソフトを用いて、血管内皮膚細胞および血管周皮細胞を測定し検討した。 (1):血管内皮細胞および血管周皮細胞の解析 (2):腎細胞癌中のMicrovascular densityの測定(Grade,Stage,Prognosis別等) (3):腫瘍細胞中の血管内皮細胞、周皮細胞の定量測定。 (4):血管周皮細胞と予後の相関。 (5):血管周皮細胞濃度別の分子標的薬に対する効果の検討
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