研究課題
若手研究(B)
筋層浸潤性膀胱癌モデル動物としての、ヒトプロト型c-Ha-ras遺伝子導入トランスジェニックマウスrasH2の有用性を検討した。rasH2と野生型マウス(WT)にBBNを20週間経口投与し、膀胱化学発癌を行った。全ての膀胱癌発生頻度は差を認めなかったが、浸潤性膀胱癌の発生頻度rasH2がWTより有意に高かった。BBN投与後平均生存期間はrasH2(23.2週)が野生型(24.3週)と比べて有意に短かった。したがってrasH2は浸潤性膀胱癌のモデル動物として有用であることが示された。
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