研究課題
若手研究(B)
本研究ではEGFRと,その刺激によって発現が亢進し腫瘍の浸潤・転移に重要な働きを持つMMPおよびこのMMPの発現誘導因子であるEMMPRIN/CD147との関連性に着目した。研究の結果,EMMPRINがEGFR刺激によって引き起こされるMMP産生促進などの腫瘍形成能を媒介している可能性が示唆された。またEMMPRINは炎症や癌促進の因子として知られていたCyclophilin Aとの相互作用により頭頸部癌細胞の浸潤など腫瘍形成能を引き起こすことが明らかとされた。
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Oncol Rep
巻: 27 ページ: 198-203