研究課題
若手研究(B)
ラット脳幹スライス切片において前庭神経核神経細胞をホールセルパッチクランプし、-70mVおよび+30mVの膜電位固定下に、自発性興奮性シナプス後電流(sEPSC)および自発性抑制性シナプス後電流(sIPSC)を記録した。薬理学的にそれぞれグルタミン酸作動性、およびGABA作動性入力であることが分かった。次に興奮性入力にfocusを当て、無酸素無グルコース細胞外液の還流により虚血刺激を行った。結果、sEPSCの有意な変化は観察できなかった。このことから、脳幹スライスにおける前庭神経核神経細胞の興奮性入力は、虚血性刺激に対して大きな感受性は示さないと考えられた。
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