研究課題
若手研究(B)
頭頸部癌手術症例において、原発巣、頸部リンパ節を連絡する頸部脂肪に注目したユニークな検討を行った。成熟したリンパ節とは異なる脂肪関連リンパ球集積FALC:Fat-Associated Lymphoid Clusterを同定し、癌の転移との関連を調べた。これら細胞群は放射線治療により有意に減少し、頸部の患側、健側における比較では患側に多く、また遠隔転移陽性症例では陰性症例と比較して多く存在している可能性が確かめられた。FALCは頭頸部癌の転移能力と何らかの関連があることが示唆された。
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