Triobpの各アイソフォームに対するノックアウトマウスを作成している。Triobp-4/5をノックアウト(KO)すると不動毛の根が形成されなくなる事、Triobp-1/5KOマウスは、胎生約10日前後で致死であることが分かった。これらは2種のアイソフォームが同時に欠損するモデルであるが、各アイソフォームを単独で特異的に欠損するモデルも作成中である。また、Triobpアイソフォームやヒト遺伝難聴の変異をミミックしたTriobp断片を発現するアデノウイルスベクターを作製した。各アイソフォームやドメインの機能を詳細に解析するために、様々なTriobp断片のプラスミドを培養細胞に導入して局在を検討している。
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