研究課題
若手研究(B)
吃音の神経基盤が、発語のエラーに対するモニタリング障害により生じるとするエラー訂正障害仮説を検証するために、吃音時の脳磁図記録を試みた。クリック音の二連発刺激による聴覚ゲーティングまたトーンバースト音によるダイポールの座標の周波数配列を群間で比較したところ、吃音で左半球の機能低下、また右半球の代償機転と考えられる機能亢進が示唆された。半球間の機能連関評価では右聴覚野の機能が亢進し、また健常者では左半球優位でなされている音処理が左右半球間で連携が強まっていることが示された。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (3件)
Neuroimage
巻: 55 ページ: 891-899
Clin Neurophysiol
巻: 122 ページ: 777-783
The effects of ageing and its implication. Clinical Neurophysiology
巻: 120 ページ: 1143-1148