研究課題
若手研究(B)
インフルエンザ菌は浮遊状態からバイオフィルム状態となることにより抗菌薬抵抗性が高まる。我々は小児急性中耳炎患児から分離されたインフルエンザ菌がバイオフィルム形成を行うことを明確にした。最小バイオフィルム抑制濃度の測定および抗菌薬暴露後のクリスタルバイオレット染色による定量法により、数種の抗菌薬は高濃度ではバイオフィルムに対して有効であることが示唆された。最小バイオフィルム抑制濃度の測定は細菌バイオフィルムに対する抗菌薬の有効な選択および新しい抗菌薬のスクリーニングに有用となる可能性が示された。
すべて 2010 2009
すべて 学会発表 (7件)