研究課題
若手研究(B)
ヒトぶどう膜炎のマウスモデルである実験的自己免疫性ぶどう膜炎(EAU)マウスにおけるmicroRNA(miRNA)の発現を経時的に解析し、病態発現および消炎に関与するmiRNAの同定を試みた。その結果、ペプチド免疫直後より多くのmiRNAの変動を認め、炎症ピーク時にNF-kBを制御するmiR-322*やmir-465b-5pの発現低下とI-kBを制御するmir-466b-3-3pの発現上昇がみられることを明らかにした。miRNA がNF-kBを転写レベルで制御し様々な炎症関連遺伝子の発現変化を制御することにより、EAUの病態発現に関わっている可能性が示唆された。従って、miRNAの発現変化を捉えることはEAUの病態解明につながる可能性が考えられた。
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