研究課題
若手研究(B)
ラットの腸管虚血モデルと下肢虚血モデルを作成し、採取した血漿中の1体およびゴ体乳酸濃度の経時的変化を測定した。腸管虚血で特異的に産生されるゴ体乳酸は腸管虚血群でのみ阻血後30分以降に上昇したのに対し、全身の組織虚血に伴って産生される1体乳酸は両群ともに高値で推移した。ゴ体乳酸が腸管虚血・壊死の鋭敏なマーカーとなる可能性が示され、迅速診断キットの開発により早期診断が可能となると考えられた。
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