研究課題
若手研究(B)
細胞骨格制御タンパクのひとつであるモエシンは、免疫組織学的検討により、マウス正常肺の肺胞上皮細胞に強い発現を認めた。ブレオマイシン肺線維症モデルマウスを用いた検討では、モエシンが肺線維化過程において、肺間質内の線維芽細胞や浸潤細胞にも強い発現を示すことが示されたものの、その機能的役割までは解明できなかった。一方で、モエシンとの相互作用が報告されている中性エンドペプチダーゼ(NEP)の活性を調査し、ALI/ARDS病態下での血漿中の活性低下および気管支肺胞洗浄液中の活性増加を見出した。
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Respiratory Research 11
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