研究課題
若手研究(B)
エストロゲンによる骨代謝と幹細胞ニッチの制御機構を明らかにするために、エストロゲン単回投与したウズラの骨髄骨形成モデルを用いて実験を行なった。骨髄骨における骨リモデリングには、OPG/RANKL/RANKシステムが働いていた。骨髄骨形成過程では、骨髄中の細胞集団が変動し、急速に破骨細胞の前駆細胞が増加した。さらに、ニッチ細胞として、骨髄骨表面の骨芽細胞が機能していた。以上の結果から、エストロゲンは造血系幹細胞ニッチの制御に関与していることが示唆された。
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Acta Histochemica. Vol.111
ページ: 501-507