健康年齢に影響を与える口腔の因子に関する研究

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21791891
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 補綴系歯学
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 櫨山 智博 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (70448108)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• キーワード: QOL / 血管年齢 / 高齢者 / 咀嚼能率 / OHIP-14 / GOHAI

研究概要

ライフスタイルを説明変数として,残存歯数,最大咬合力,安静時唾液分泌量,刺激時唾液分泌量,OHIP-14を目的変数として分析した結果,ライフスタイルは最大咬合力に影響することが示唆された.血管年齢を目的変数として,歯みがきの回数,GOHAI,残存歯数,唾液分泌速度,咀嚼能率,肉体的・精神的ストレスについて相関係数ならびにstudentのt検定を用いて検定を行った結果,いずれの項目も有意な関連を認めなかった.

研究成果

• [雑誌論文] Subjective values of different age groups regarding treatment for missing molars in Japan.
  • 著者名/発表者名: Ikebe K, Hazeyama T, Ogawa T, Kagawa R, Matsuda K, Wada M, Gonda T, Maeda Y.
  • 雑誌名: Gerodontology in press
  • 査読あり
• [雑誌論文] Subjective values of different treatments for missing molars in older Japanese.
  • 著者名/発表者名: Ikebe K, Hazeyama T, Kagawa R, Matsuda K, Maeda Y.
  • 雑誌名: J Oral Rehabil in press
  • 査読あり
• [雑誌論文] Prevalence of torus palatinus among a group of Japanese elderly.
  • 著者名/発表者名: Yoshinaka M, Ikebe K,Furuya-Yoshinaka M, Hazeyama T, Maeda Y.
  • 雑誌名: J Oral Rehabil in press
  • 査読あり
• [学会発表] 検査用グミゼリーを用いた咀嚼能率測定法における手動測定法と自動測定法との比較 (2010)
  • 著者名/発表者名: 岡田匡史, 池邉一典, 枦山智博, 吉牟田陽子, 野首文公子, 野首孝祠, 前田芳信
  • 学会等名: 日本咀嚼学会第21回学術大会
  • 発表場所: 東京都
  • 年月日: 2010-10-03
• [学会発表] Longitudinal shifts in OHIP-14 among Japanese elderly in five years. (2010)
  • 著者名/発表者名: Enoki K, Ikebe K, Matsuda K, Hazeyama T, Maeda Y.
  • 学会等名: 88th IADR General Session
  • 発表場所: バルセロナ、スペイン
  • 年月日: 2010-07-15
• [学会発表] 歯の欠損拡大様式とそれに関連する因子2年間の追跡調査 (2009)
  • 著者名/発表者名: 榎木香織, 池邉一典, 枦山智博, 松田謙一, 村井俊介, 岡田匡史, 前田芳信
  • 学会等名: 平成21年度日本補綴歯科学会 関西支部,中国・四国支部合同学術大会
  • 発表場所: 兵庫県
  • 年月日: 2009-11-15
• [学会発表] 高齢者の咬合支持(Eichner分類)と咬合力ならびに咀嚼能率との関係 (2009)
  • 著者名/発表者名: 村井俊介, 池邉一典, 榎木香織, 野首文公子, 枦山智博, 松田謙一, 前田芳信, 野首孝祠
  • 学会等名: 日本咀嚼学会第20回記念学術大会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2009-10-03
• [学会発表] Comparison of GOHAI and OHIP-14 in Elderly Japanese. (2009)
  • 著者名/発表者名: Hazeyama T, Ikebe K, Maeda Y.
  • 学会等名: 2nd Meeting of IADR PAPF and 1st Meeting of IADR APR.
  • 発表場所: マイアミ、アメリカ
  • 年月日: 2009-09-23
• [学会発表] 高齢者における唾液中のS. mutans, S. sobrinusならびにLactobacillus数とDMF歯数との関係 (2009)
  • 著者名/発表者名: 榎木香織, 池邉一典, 松田謙一, 枦山智博, 香川良介, 小川泰治, 石田健, 水野遥子, 村井俊介, 前田芳信
  • 学会等名: 第20回日本老年歯科医学会 学術大会
  • 発表場所: 北海道、札幌
  • 年月日: 2009-06-19
• [学会発表] 欠損パターンの拡大様式の検討 少数歯欠損について (2009)
  • 著者名/発表者名: 枦山智博, 池邉一典, 榎木香織, 水野遥子, 村井俊介, 前田芳信
  • 学会等名: 第118回日本補綴歯科学会 学術大会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2009-06-05
• [学会発表] 臼歯部欠損に対して高齢者が希望する治療 日本人は短縮歯列(Shortened Dental Arch)を望んでいるのか? (2009)
  • 著者名/発表者名: 池邉一典, 枦山智博, 松田謙一, 香川良介, 榎木香織, 前田芳信
  • 学会等名: 第118回日本補綴歯科学会 学術大会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2009-06-05