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2009 年度 実績報告書

日中のクレンチングをコントロールすると夜間のブラキシズム抑制に効果がある

研究課題

研究課題/領域番号 21791917
研究機関明海大学

研究代表者

佐藤 剛  明海大学, 歯学部, 助教 (20438807)

キーワードブラキシズム / クレンチング / バイオフイードバック / EMG / 認知行動療法
研究概要

日中と夜間のブラキシズムにおける閾値設定と、相関関係を明らかにするため、側頭筋に対し携帯型の筋電計を用いて、昼食をはさんだ日中5時間、および夜間睡眠時5時間の筋電図測定を行った。
被験者は日中および夜間のブラキシズムを自覚し、なおかつ全身疾患の既往をもたない3名とし、連続しない7日間に渡って測定した。
最大咬合力による咬みしめ時の筋活動量を100%MVCとし、10%WC、20%MVC、30%WCのそれぞれに対し1~5秒持続時間を組み合わせた15通りの閾値に対して昼夜のイベント回数における相関係数を算出した。
その結果、日中5時間と夜間5時間の側頭筋におけるブラキシズムイベント数は、被験者それぞれの閾値において高い相関関係があることが明らかになった。
今後、さらなる被験者数を募るとともに、日中および夜間のブラキシズムの関連を検証する予定である。さらに日中においてバイオフィードバックを用いてクレンチングイベントを抑制することにより液問のブラキシズムイベントの変化を検証し、臨床応用を視野に入れた実験を行っていく予定である。
なお、本年度の実験結果を2010年度のInternational Academy for Dental Researchにおいて発表予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Daytime clenching determination and regulation utilized by a rlewly developed portable electromyogram biofeedback system2009

    • 著者名/発表者名
      Fujisawa, M., Gohdo, Y., Watanabe, A., Kanemura, K., Tanabe, N. Iizuka, T., Iwase, N., Satoh, G., Ishibashi, K.
    • 学会等名
      International College of Prosthodontics
    • 発表場所
      南アフリカ・ケープタウン
    • 年月日
      2009-09-13

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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