研究課題
若手研究(B)
無歯顎者の顎堤における簡便で客観的な評価方法の確立を目指し,当教室で顎堤診断用スケールを開発し模型上で有用性を明らかにしてきた.そこで今回,この顎堤診断用スケールの臨床的有用性を検討した.被験者は無歯顎者30名,評価者は被験者1名につき3名とし,主観的評価と顎堤診断用スケールを用いた評価を行った.その結果, 顎堤診断用スケールは,臨床においても客観的評価と良く一致していた.したがって顎堤診断用スケールの臨床的有用性が高いことが示唆された.
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
日本補綴歯科学会誌 1巻
ページ: 157-165