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2010 年度 実績報告書

静脈内鎮静法施行時の誤嚥予防に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21791969
研究機関東北大学

研究代表者

安田 真  東北大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (70431591)

キーワード咳反射 / GABA受容体 / 静脈麻酔薬 / 延髄反射中枢
研究概要

本研究は、咳反射と同様に延髄を介する副交感神経反射である、口腔領域における体性-副交感神経反射性血管拡張反応を実験モデルとして、ラットを用いて研究を行った。
私は前年度までに、本反射は三叉神経脊髄路核中間亜核または下唾液核へのへのGABA_A受容体作動薬(muscimol)またはGABA_B受容体作動薬(baclofen)により有意に抑制されることを明らかにしている。またこれらの反応がそれぞれの受容体拮抗薬で遮断されることも明らかにしている。そこで本年度は以下の研究を行った。
1.三叉神経脊髄路核中間亜核へのGABA_A受容体拮抗薬(bicuculline, 1mM)の投与は、口腔領域における体性-副交感神経反射性血管拡張反応に全く影響を与えなかった。
2.三叉神経脊髄路核中間亜核へのGABA_B受容体拮抗薬(CGP35348,1mM)の投与は、口腔領域における体性-副交感神経反射性血管拡張反応に全く影響を与えなかった。
3.下唾液核へのGABA_A受容体拮抗薬(bicuculline, 1mM)の投与は、口腔領域における体性-副交感神経反射性血管拡張反応に全く影響を与えなかった。
4.下唾液核へのGIBA_B受容体拮抗薬(CGP35348, 1mM)の投与は、口腔領域における体性-副交感神経反射性血管拡張反応に全く影響を与えなかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 意識下ファイバースコープによる気管挿管に難渋した、巨大下顎エナメル上皮腫の麻酔経験2010

    • 著者名/発表者名
      川上壮、栗原淳、青井あつ子、安田真、水田健太郎、正木英二
    • 学会等名
      第38回日本歯科麻酔学会・学術集
    • 発表場所
      横須賀
    • 年月日
      2010-10-09

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公開日: 2012-07-19  

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