研究課題
若手研究(B)
口腔外科手術時に頻用される静脈内鎮静法には、誤嚥のリスクがつきまとう。これまで、各種静脈麻酔薬が咳反射の反射経路を抑制させるのかは不明であった。そこで、咳反射と同様に延髄を介する副交感神経反射である、口腔領域の反射性血管拡張反応をモデルに検討を行った。その結果、反射中枢へのGABA,GABA_A・GABA_B受容体作動薬の微量注入により、舌神経電気刺激により生じる口腔領域の反射性血管拡張反応は有意に抑制され、各受容体拮抗薬により拮抗された。
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