研究課題
若手研究(B)
タキキニンファミリーの一種であるヘモキニン-1の神経因性疼痛における役割を調べるために、培養ミクログリア細胞を活性化し、ヘモキニン-1をコードする遺伝子であるTAC4mRNAの発現量の変化を定量的PCRにより測定した。その結果、コントロールと比較して活性化ミクログリア細胞ではTAC4mRNAの発現量が増加し、神経傷害により活性化されたミクログリア細胞で産生されたヘモキニン-1が神経因性疼痛の発症に寄与する可能性が示唆された。