研究課題
若手研究(B)
近年、Wntシグナルが間葉系幹細胞の骨芽細胞分化を調節していることが明らかになってきた。研究者らはこの点に着目し、WntのアンタアゴニストであるsFRP-3(secreted Frizzled Related Protein-3)の骨芽細胞分化に与える影響をin vitroおよびin vivoで検討し、sFRP-3添加が早期の骨芽細胞分化を誘導し、かつ動物実験では早期の骨形成能を示すことを明らかにした。このことはsFRP-3を利用した新規骨再生医療の可能性を示唆する結果となった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
Oral Science International 7
ページ: 37-46
International Journal of Oncology 37
ページ: 1095-1103