研究課題
若手研究(B)
脳内オレキシン活性レベルの上昇・下降に伴い、摂食量だけでなく他の摂食行動特性にも有意な変化がみられたことから、オレキシン活性レベルの調節は、捕食から嚥下に至る能動的な摂食行動を制御する要因の一つと推測された。さらに桂花の匂い刺激は、安静時と比較して血糖曲線における速やかな血糖の上昇・下降を引き起こし、唾液血清アミラーゼ値を減少させたことから、オレキシン活性レベルの下降は副交感神経系を賦活することにより、消化・吸収の受動的な活動調節にも関与している可能性が示唆された。
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