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2009 年度 実績報告書

口唇口蓋裂疾患感受性遺伝子群の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21792014
研究機関九州大学

研究代表者

新井 伸作  九州大学, 大学病院, 医員 (40529806)

キーワード口唇口蓋裂 / 遺伝解析 / 伝達不平衡解析 / 関連解析 / TagSNP / ハプロタイプ
研究概要

I 遺伝子解析用サンプルの採取
インフォームドコンセントを得られた日本人非症候性口唇口蓋裂患者・家族から血液を採取した。(85家族)血液はマスクスクリーニング用血液乾燥濾紙にて常温保存、手術または術前検査を行う場合は、その際に全血を採取し、凍結保存し、DNAを抽出した。
II 候補遺伝子と口唇口蓋裂との関連解析
FOXF2、TGF-α、TGF β-3をtargetに解析を行っている。
1) FOXF2、TGFα、TGFβ3遺伝子の伝達不平衝解析:
サンプルを採取した患者およびその両親のトリオを資料として、FOXF2、TGFα、TGFβ3遺伝子内に存在する複数のTagSNPについて、ダイレクトシークエンス法を用いてジェノタイピングを行い、伝達不平衝テストを行っている。
2) FOXF2、TGFα、TGFβ3遺伝子と口唇口蓋裂との関連解析:
FOXF2、TGFα、TGFβ3遺伝子内のTagSNPについて、対照群、罹患群それぞれを用いてジェノタイピングを行い、関連解析を行う予定。現在対照群のサンプリング中のため関連解析は行えていない。今後は、さらに連鎖不平衡解析を行い、連鎖不平衝の保たれているSNPによりパプロタイプを構築し、ハプロタイプと疾患との関連解析を行う。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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