• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

口唇口蓋裂疾患感受性遺伝子群の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21792014
研究機関九州大学

研究代表者

新井 伸作  九州大学, 顎口腔外科, 医員 (40529806)

キーワード口唇口蓋裂 / 関連解析 / SNP / 伝達不平衡解析 / ジェノタイピング / ハプロタイプ
研究概要

I 遺伝子解析用サンプルの採取
インフォームドコンセントを得られた日本人非症候性口唇口蓋裂患者・家族から血液を採取した。(100家族)
血液はマスクスクリーニング用血液乾燥濾紙にて常温保存、手術または術前検査を行う場合は、その際に盆血を殊取し、凍結保存し、DNAを抽出した。
II 侯補遺伝子と口唇口蓋裂との関連解析
FOXF2、TGF-α、TGFβ-3、GABAA receptor、1HX8、RXRα、GAD67遺伝子をtargetに解析を行っている。
1)FOXF2、TGFα、TGFβ3、GABAA receptor、1HX8、RXRα、GAD67遺伝子の伝達不平衡解析:
サンプルを採取した患者およびその両親のトリオを資料として、各遺伝子内に存在する複数のTagSNPについて、ダイレクトシークエンス法を用いてジェノタイピングを行い、伝達不平衡テストを行っている。
2)FOXF2、TGFα、TGFβ3、GABAA receptor、1HX8、RXRα、GAD67遺伝子と口唇口蓋裂との関連解析:
各遺伝子内のTagSNPについて、対照群、罹患群それぞれを用いてジェノタイピングを行い、関連解析を行っている。現在対照群のサンプリング中であり、統計的解析は今後行う予定である。今後は、さらに連鎖不平衡解析を行い、連鎖不平衡の保たれているSNPによりハプロタイプを構築し、ハプロタイプと疾患との関連解析を行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Evaluation of re-pushback surgery for cleft palate patients with severe velopharyngeal incompetence2010

    • 著者名/発表者名
      新井伸作
    • 学会等名
      ICPF cleft 2010
    • 発表場所
      韓国 ソウル市
    • 年月日
      20100609-20100612

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi