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2009 年度 実績報告書

siRNAによる遺伝子ノックダウン技術を用いた骨再生システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21792059
研究機関東京大学

研究代表者

長濱 浩平  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60401361)

キーワード歯科矯正
研究概要

本研究は、siRNAを用いた遺伝子ノックダウン技術により骨形成シグナルを抑制することで、骨再生を誘導することを目標とし、再生に最適なsiRNAの組合せの決定と安全で効率的なナノ送達システムを確立し、siRNA核酸医薬を用いた臨床応用の基盤を構築することを目的としている。平成21年度は、遺伝子改変マウスの表現系やヒトにおける疾患の原因遺伝子に関する報告、さらにはわれわれの研究室における先行文献を参考に、骨芽分化を制御するシグナル経路のうち、特に重要なシグナルとして知られているBMP・Runx2・Wnt・Hedgehogシグナルに対する抑制因子に着目し(FASEB J.21, 1-21, 2007 ; J.Biol.Chem.281, 1381-88, 2006 ; J.Biol.Chem.281, 3569-3576, 2006)、siRNAライブラリーの構築を行っている。具体的には下記の遺伝子に対する(1)~(4)のsiRNAの作製を試みている。
(1)Noggin, Smurf1, Smad6, Tob, SOST(BMP signalに対する抑制因子)
(2)Stat1, Twist1, Twist2(Runx2 signalに対する抑制因子)
(3)Ptch1, Gli3(Hedgehog signalに対する抑制因子)
(4)GSK3b(Wnt signalに対する抑制因子)
作製したsiRNAは、その発現抑制効果をReal-time PCRおよびWestern blottingによりmRNAおよびタンパク発現レベルで確認を行ってライブラリーを構築する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] チームアプローチによる顎顔面骨折治療の侵襲軽減2009

    • 著者名/発表者名
      長濱浩平
    • 学会等名
      日本頭蓋顎顔面外科学会
    • 発表場所
      京王プラザホテル(東京都)
    • 年月日
      2009-11-19

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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