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2010 年度 実績報告書

ラット顎関節円板由来線維芽細胞の伸展力および圧縮力による細胞外基質の変化の検討

研究課題

研究課題/領域番号 21792092
研究機関北海道医療大学

研究代表者

鳥谷 奈保子  北海道医療大学, 個体差健康科学センター, 助教 (20433435)

キーワード線維芽細胞 / 伸展力 / 圧縮力 / 顎関節円板 / プロテオグリカン
研究概要

本研究では、ラットの顎関節円板由来の線維芽細胞培養系を用い、関節円板に負荷される生体力学的な力を想定した伸長力と圧縮力を負荷することにより、コラーゲンおよびプロテオグリカンの発現にどのような影響を与え、顎関節円板に対してどのような変化をもたらすのかを解明する。また、弾性系線維とバーシカンの密接な関係性にも注目し、その相互作用による機能の解明を行うことを目的としている。
22年度の研究計画により、ラット顎関節円板由来の線維芽細胞系を用い、伸長力と圧縮力を負荷したときの弾性系線維とバーシカンの発現変化と相互作用の解析を行うことを目的とし行った。
ラット顎関節円板由来の線維芽細胞系を用い、リコンチャンバー上でMEM培地中(10%牛胎児血清)で1週間培養した。その後、細胞進展装置(STB-140、ストレックス社)を使用して、伸展刺激(1往復/30s)を加えて10日間培養し、弾性系線維(Fibrillin-1)とバーシカンの抗体で二重染色を行った。
二重染色の結果、ラット顎関節円板由来の線維芽細胞系に伸展刺激を負荷したときFibrillin-1とバーシカンの発現についての変化が認められた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 唇顎口蓋裂患者のアンケート調査2010

    • 著者名/発表者名
      村井茂
    • 雑誌名

      北海道医療大学歯学会雑誌

      巻: 第29巻 ページ: 91-99

    • 査読あり
  • [学会発表] ラット上顎第一臼歯の実験的歯の移動方法2011

    • 著者名/発表者名
      松沢史宏
    • 学会等名
      北海道医療大学歯学会
    • 発表場所
      北海道(北海道医療大学サテライトキャンパス)
    • 年月日
      2011-03-05
  • [学会発表] 歯根膜由来線維芽細胞の伸展刺激に対するfibrillin-1およびversicanの発現変化2010

    • 著者名/発表者名
      永坂萌
    • 学会等名
      日本矯正学会大会
    • 発表場所
      神奈川県(パシフィコ横浜)
    • 年月日
      20100927-20100929
  • [学会発表] 小臼歯抜去と矯正用インプラントによる大臼歯遠心移動を行った3症例2010

    • 著者名/発表者名
      鳥谷奈保子
    • 学会等名
      北海道矯正学会
    • 発表場所
      北海道(北海道歯科医師会館)
    • 年月日
      2010-06-20

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公開日: 2012-07-19  

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