研究課題
若手研究(B)
ウェルナー症候群は代表的な早期老化症である。もしも同症候群患者の歯周病が同年代の非ウェルナー症候群患者に比べてより重症であれば、生体の老化に伴う何らかの要因が歯周病の進行を早めたものと考えられる。診査の結果、同症候群患者における歯周組織の状態は、非ウェルナー症候群患者とほぼ同等であった。ゆえに、高齢者に見られる歯周疾患による高度な組織破壊は、生体の老化よりもむしろ慢性的な組織破壊の結果である可能性が高いと考えられた。
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Journal of Clinical Periodontology 38(4)
ページ: 310-317
広島歯科医学雑誌 38(1)
ページ: 10-16